問題 H09

1本目が当たりのあとの2本目

高校高校へ(数学A・B)★★☆

問題

当たり3本・はずれ7本の、合わせて10本のくじがある。AさんとBさんがこの順に1本ずつ引き、引いたくじはもどさない。
Aさんが当たりを引いたことがわかっているとき、Bさんが当たる確率を求めよう。

分数は 1/6 のように書いてね(6分の1 でもよいよ)。答えは約分しよう。

ヒント

  1. 全部の引き方のうち、Aさんが当たりの引き方だけを残そう。
  2. Aさんが当たりを引いたあと、残りのくじは何本で、当たりは何本?

解き方

  1. 全部の引き方

    くじを番号で区別すると、10×9=90 通りで、どれも同じくらい起こりやすい。

  2. わかったことで絞る

    Aさんが当たりの引き方は、Aさん3通り×Bさん9通りで 3×9=27 通り。ここだけを全体とする。

  3. Bさんも当たり

    27通りのうち、Bさんが残りの当たり2本のどちらかを引くのは 3×2=6 通り。

  4. 確率を求める

    627=29。残り9本のうち当たり2本、と見ても同じ。何もわかっていないときのBさんの確率 310 とは変わる。高校では条件付き確率とよぶ。

答え29

よくあるまちがい(3つ)
  • 310くじは順番に関係なく同じだから、と考えたかな? それは「Aさんの結果がわからないとき」の話。Aさんが当たったとわかると、残りの当たりは2本にへるよ。
  • 1152人とも当たる確率 690=115 を求めたかな? Aさんが当たったことはわかっているので、分母は27通りだよ。
  • 13残りの9本のうち当たりが3本、と考えたかな? Aさんが引いた当たりはもどらないので、残りの当たりは2本だよ。

今日つかった考え方前の結果がわかったら、ありうる場合をしぼってから数える(高校では条件付き確率)。

この考え方をくわしく:第11章 この先の確率