問題 G02

30人のクラスに誕生日が同じ2人

一般社会の確率★★★

問題

30人のクラスで、誕生日が同じ2人が少なくとも1組いる確率はいくつか。うるう年は考えず、365日のどの日に生まれることも同じくらい起こりやすいとする。
小数第2位まで求めよう(小数第3位を四捨五入)。

小数第2位までの小数で書いてね。

ヒント

  1. 「少なくとも1組いる」の反対は「30人の誕生日が全員ちがう」。
  2. 1人目の誕生日を決めたとき、2人目が1人目とちがう確率は? 3人目が前の2人とちがう確率は?

解き方

  1. 起こらない方を考える

    「同じ誕生日の2人がいる」の反対は「全員の誕生日がちがう」。こちらを先に求める。

  2. 1人ずつ考える

    2人目が1人目とちがう確率は 364365。3人目が前の2人とちがう確率は 363365。3人とも全員ちがう確率は 364365×363365。

  3. 30人まで続ける

    30人目は前の29人とちがう 336365。364から336までの29個の分数を全部かけると、30人全員ちがう確率は約0.294になる。

  4. 確率を求める

    同じ誕生日の2人がいる確率は 1−0.294=0.706、小数第3位を四捨五入して0.71(約71%)。

  5. 直感より大きい理由

    「自分と同じ誕生日の人」を考えると小さく感じる。でも、2人の組は 30×29÷2=435 組もあり、そのどの組が同じでもよい。23人で約0.51となり、半分をこえる。

答え0.71

よくあるまちがい(2つ)
  • 0.0830÷365 で約0.08、と考えたかな? それは「自分と同じ誕生日の人がいるか」に近い見方。だれとだれでもよいので、2人の組435組のどれかが同じならよいよ。
  • 0.29全員の誕生日がちがう確率を答えにしたかな? 聞かれているのは、その反対の「同じ2人がいる」方だよ。

今日つかった考え方「だれか2人が同じ」は、全員ちがう確率を1人ずつかけて求め、1からひく。組の数が多いので、直感より大きい。

この考え方をくわしく:第11章 この先の確率